私が4月1日に書いた記事が、なにやら音楽業界の中でまた話題になっているようだ。
知人の業界関係者から聞いた。
氷室さんの復興支援ライブの発表を受け、真意を問う問い合わせがマネージメントに
殺到しているという。
無理もない。
賛否両論あるが、それだけあの4人が集まることを多くの人が望んでいるのだから。
そしてそれがどれだけ大きなエネルギーを生むことなのか、皆わかっていることだから。

ELTや木山裕策を手がけた、4人と同じ出身地の作曲家、多胡邦夫はこうつぶいやいた。
「独り言です。  全曲やるなら是非是非是非このタイミングで復活して日本中を沸かせて欲しいです。あの4人ならドーム10DAYSも可能です。日本最強ですから。」


その4人のうち、最も寡黙な男が能弁にその気持ちを書き連ねている。


タイマイ★音楽ひとりごと-寡黙な男

「無題」 松井常松
2011.4.18

氷室君のチャリティーライブのこと、
今朝、知りました。

「収益金は全額、復興義援金として寄付される。」

素晴らしいことだと思う。

ファンの人達も、
このイベントに参加することで、
復興支援に協力することが出来るし、
何よりも、
いま、彼がバンド時代の作品を歌うことで、
どれだけの人達が、
勇気と元気をもらうことができるか、
それを思うと、
確かに素晴らしい決断だと思う。


でも、少し寂しい。

どうして、声を掛けてくれなかったのかと。


僕一人の力なんて、
決して大きなものではないけれど、
でも、バンド時代の曲を演奏するというならば、
微力ながらも協力したかった。


「それぞれがエゴを捨て、再び手を握り、
共に戦うことができれば、
きっと、想像以上に大きな力になるんだろう」
ということを、僕は4月1日のこのページで書いた。
それは、祈りにも似た気持ちだった。

こんな時だからこそ、再び4人で手を握り合い、
大いなる目的のために、協力し合うべきだと思った。
それが僕らが出来る、最大限なことだと思ったから。


アーティストとして、
素晴らしい決断だと思う反面、
一緒に活動を共にしていた仲間としては、
残念でならない。


それぞれの人に、いろんな考えや、
いろんな想いがあるのは良くわかっている。

でも、今日だけは、
僕も、正直な胸の内を書かずにはいられなかった。

こんな時だからこそ。


背の高いギタリストは、こうつぶやいた。
「今日は一日中同じ質問やリクエストを浴びるのでしょう。僕の気持ちを察してもらえないのは淋しいことです。Twitter、今日は休憩。」
彼の気持ちを察するのは難しい。寡黙な男と同じような気持ちなのだろうか?
彼は以前、LAST GIGSのDVDを見た際にそのバンドへの思いを書き連ねている。
ブログ記事


非常に難しいことだとは思う。
彼らだけにしかわからない感情があるだろう。
6.11まであと53日。
しかし、それでも・・・
たくさんの人の祈りが集まって、何か大きな奇跡が起こりそうな気がするのは私だけだろうか・・・?

もし・・・もしも氷室さんライブに4人全員が集まったとしたら・・・















嘘から出たまこっちゃん(;´∀`)

タイマイ★音楽ひとりごと-まこっちゃん


被災地出身の、この人はどう思ってるんだろうな・・・

やっぱり実現して欲しいと思ってるんかな・・・

もちろん、彼らそれぞれがそれぞれのできる限りの復興支援をしていますし、
とても素晴らしいことです。
しかし、やはり寡黙な男の言うとおりのことを思ってしまう。

こんな時だからこそ・・・。
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